本日正午すぎ、Kくんより電話。「香川大学医学部合格!」の報とどく。
電話をうけたスタッフT氏より、常任スタッフ連絡メーリングリストあてに一斉送信、各講師スタッフが、それぞれの場で、それぞれに熱い落涙。
(なぜか満面の笑みの人も約一名)
Kくん、センター試験で93%得点しており、「事件」さえおこならければ二次は普通に合格・・・という成績。とても礼儀正しくまじめな好青年で、面接で落第・・・ということも考えにくい(実際、面接については対策練習も行った)のだが、そのまじめさ、誠実さが真っ直ぐすぎて、「ちゃんと伝わるだろうか」と、オトナとしては不安になる。
実際、今年(2009年)度の医学部学士編入で、複数大学の書類・筆記試験を通過するも、最終(面接)で 涙をのんだ過去があったから、なおさらだ。
それにしても、Kくんのがんばりと躍進は、凄まじいものだった。
昨春、いわずとしれた私大のTOP、K大学の法学部を卒業後、故あって医学部再受験を志し、自力で理数科目を学び、学士編入にトライ。しかし、結果は前述のとおりとなった。
ここでの、Kくんおよびご家族の賢明な判断が、今回のよろこばしい結果につながることとなる。
「やはり、初学である数学・理科を自力で勉強するには限界がある」
「来年の学士編入にはもちろんトライするが、まずは直近の一般入試に挑戦すべきではないか」
というわけで、再受験者の応援に特に力を入れて、学士編入・一般入試の併願を推奨している当校の門を叩いてくれたという次第。
入学当初(9月)の数学の成績は散々たるものだった。めったなことでは「不可能」を口にしない、指導担当の佐藤講師(数理科本部長)をして、苦渋の表情で「現実的に考えれば、数学は、現状では来春に間に合わせる保証ができない・・・」といわしめた。
しかし、Kくん、よい意味で、おそろしいほどに、佐藤講師の期待を裏切ってゆくのである・・・(つづく)
(Kくん、僕の期待を裏切ってくれてサンキュー!)