2010年8月19日木曜日

麹町メディカル 夏期合宿中! OGレポその2


今回は、OG目線での夏期合宿レポの続きを書きたいと思います。








↑こんなきれいなところで行っています!
ここは食事をするところが映っています。



麹町メディカルの合宿の特徴の一つに、生徒全員参加での「ディスカッション」があります。
これは面接・小論文対策の一環としてカリキュラムに組み込まれています。
合宿期間(5日間)のうち2回行います。


↑実際のディスカッションの様子。笑顔から、普段見れないような深刻な表情も。


1回目、2回目それぞれ、問題提起をする資料を用いて、身近な話題から、緊張感のある深い話題まで、塾長のリードを軸に生徒が全員参加で意見を述べ合います。


医学部・獣医学部受験には、面接・小論文対策が非常に重要です。
医療系の知識はもちろん、いろんな考え方の引き出しを増やすことが、本番でいかに生かされるかということは、実際に医学部受験を経験した私はよく分かります。


ですから、面接・小論文のエキスパートがいるというのも、麹町メディカル自慢の特徴なのです。
受験で重要視されるのにも関わらず、対策が難しく、かなり差がつくところだからです。


それに、私の通っている東邦大学の医学部では、このようなディスカッションの実習が非常に重視されています。

グループでの話し合うスキルや、引き出し多さも、評価対象となり、優秀者は、将来研修先の病院のマッチングなどに非常に有利になるようです。

このような意味でも、麹町メディカル時代に受けた塾長の講義は一生の宝となりました。
なぜなら、実際に私も優秀者に選ばれることができたからです!(えっへん!)


それに単純に、生徒さん同士で普段しないような深い会話を交わすことで、一緒に受験を戦い抜く仲間との仲を深めるきっかけになっているようにも思います。



合宿中の食事です。
実際は毎食3種類のメニューから選ぶことができます。
おかずやサラダなどは食べ放題で、この写真よりももっと品目は多いです。








しかもどちらも食べかけでごめんなさい(^^;)







おまけ
なんと合宿先にはプールもあります!
休憩時間は自由に入ることができます。
先生方も泳いでリフレッシュしていました(笑)

2010年8月17日火曜日

OG笹森さんによるレポートのとおり、エコール麹町メディカルの塾生は、目下、夏の「湘南合宿」で集中学習を行なっている最中です。

湘南の風に吹かれてリゾート気分に浸るのも束の間、早速これまでの勉強の総整理と各自の課題をこなし始めました。

合宿2日目。原田塾長が担当する「集団討論・面接対策」の一環として、合宿参加者全員によるディスカッションを行いました。





題材は、ハーバード大学の政治哲学者 マイケル・サンデル教授の講義録より、Who deserves what ? (誰が何に値するか)について。

まず1時間かけてテキストを黙読し、その後2時間弱の討議。具体的事例に即しながら、公平さ・正義に適う行為や判断について皆で議論しました。

アリストテレスの正義論についての議論を含む、難解に思われる題材でしたが、みなよく理解し、活発に議論していました。

・テキストに基づいて、できれば「テキストのどこに何と書かれているか」を指摘しながら、発言すること。
・別の人の意見を受けて、議論の流れに即しながら発言すること。
・自分の発言の根拠を明らかにすること。


これらのことに注意しながら、建設的なディスカッションの作法を学びました。あと2~3回トレーニングを積めば、みなかなり立派な議論ができるようになるでしょう。

麹町メディカルでは、アメリカ発の教育メソッド=GBS(グレート・ブックス・セミナー)を取り入れ、ディスカッションの練習を行なっています。GBSで行われるディスカッションには、ソクラテスの対話をモデルとした歴史と伝統あるメソッドが使われています。これはアメリカやヨーロッパで行われている大学のゼミナールでは普通に行われる討議方法です。


昨今、医学部受験レベルでも、言語的表現能力、批判的分析能力、コミュニケーション能力は強く求められるようになってきており、このメソッドでの学習の有用性はますます高まっていくような気がします。

興味のある方は、塾長が長年かかわっているプロジェクトについてご参照ください。


◆財団法人ハイライフ研究所でのディスカッション実演映像
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=3853


◆セミナーの概要について話したときの映像(ただし,社会人を対象としたセミナー)
http://www.hilife.or.jp/wordpress/?p=3631


◆古典・名著を読む



◆医学部としては,横浜市立大学でセミナーが行われています。
http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~tokugp/kanjatoishi.html
ロス「死ぬ瞬間」、ダーウィン「人間の由来」、フランクル「夜と霧」、カーソン「沈黙の春」、ナイチンゲール「看護覚書」、「ニュルンベルク裁判」、「ヘルシンキ宣言」などが題材として使われています。




麹町メディカル ただいま夏期合宿中!! OGレポ その1

今春麹町メディカルを卒業した、加治くんの合格体験記はご覧になっていただけたでしょうか?(^^)

もちろんもとから実力はあった生徒さんであったとはいえ、文系出身者が、実質半年で一般入試で戦って国公立医学部に首席合格とは、本人の並大抵ではない努力と、医受験のエキスパートによる無駄のない対策がなくては、成し遂げることができないと思います。

同じOBとして、自慢のOBです!


さて、麹町メディカルでは今、湘南にて夏期合宿中です!

海や緑の見える爽やかな環境が、受験勉強のストレスを軽減してくれるように感じます。














食事も、おいしくて栄養たっぷり!(あとで写真アップします!)

気合を入れて集中するためには、心と身体の健康がとても大切だと麹町メディカルは考えます。















今回の合宿は、授業形式ではなく、自習がベースの形式です。
同じ部屋に各教科の先生方と、OBが常駐しています。(加治くんも来てくれています!頼もしい!)
なのでそれぞれに合った課題を出してもらって、質問があれば常に聞くことができるという形式です。


そのほかに、生徒さんの希望次第では個別授業を行い、自分のペースで苦手な教科を克服できるようになっています。


先述したように、一般的な予備校の合宿よりはとても柔軟性のあるカリキュラムになっていますが、先生方と常に一緒の部屋にいることによる緊張感と、工夫された机の配置の効果があってか(これもあとで写真をアップします!)、みんなしっかり集中できているようです。










夕方の休み時間に撮ったので、写りがちょっと暗いですね・・・
明日もっといい写真が撮れるようにリベンジしてみます。

2010年8月12日木曜日

香川大学 平成22年度学部新入学奨学生

いよいよお盆の季節、世の中は夏休み真っ只中。

もちろん受験生には夏休みなどなく、むしろ一番の頑張りどころです・・・

しかし、晴れて医学部生、獣医学部生となったエコール麹町メディカルの卒業生(OB・OG)にとっては、待ちに待った「夏休み」。

今春、香川大学医学部に進学したOBの加治正憲くんが初の帰省(実家は渋谷本校のほど近く)、そして、渋谷本校にも初の帰省(?)を果たしてくれました。

しかも、こんなに素晴らしいお土産を持参して!!



香川大学 平成22年度学部新入学奨学生
http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/event/22/

平成22年度学部新入学奨学生
http://www.kagawa-u.ac.jp/files/5012/7563/0756/0328_002.pdf


加治君は、ちょうど昨年の今頃、エコール麹町メディカルにやってきました。

3月に慶応大学の法学部を卒業。ほぼ独学で、国公立大学の「学士編入」にトライしていましたが、数校に一次合格を果たすも、最終合格には至らず・・・という中で、「半年後の一般入試」に方向転換を考え・・・

ちなみに加治君は、慶応幼稚舎上がりの生粋の塾生。

すなわち「受験経験」はほぼゼロです。

そして法学部=文系。

数学も理科もほぼゼロの状態から、半年で国公立医学部に合格、しかも学科内入試成績2位で奨学生!というのは、文字通り「快挙」といえます。

まさに同じような境遇から「医学部再受験」をめざして学ぶ本校塾生たちの理想のモデル。

そんな加治君の受験生時代には、いったいどんなものだったのか・・・その苦労と軌跡(奇跡?)を振り返る対談&インタビューは近日公開予定です。

どうぞおたのしみに。

2010年8月4日水曜日

7/25 私立医科大学合同入試説明会


少々更新が遅れましたが、7月末の日曜日「私立医科大学合同入試説明会」に行ってきました。

この日説明会に参加したのは、塾長、教室長、OBで日本大学松戸歯学部の古畑くん、そしてブログを書いています、私、OBの東邦大学医学部医学科の濱田です。

ご閲覧の方々、はじめましてm(__)m

先日、教室長と2人の塾生が参加した(このブログにアップされていた)「7/19 金沢医科大学オープンキャンパス」に負けないくらいの暑さでしたが、さすが全国のほぼすべての私立医学部が集まる説明会ということだけあって、とても多くの受験生並びに保護者の方々が足を運ばれていました。

私の受験生時代には、こんな便利な説明会なんてあったかな・・・?と思って先生に聞いてみると、やはり昨年から開催されるようになったそうです。

この日、エコール麹町メディカル渋谷本校の塾生たちは授業があって参加できなかったので、代わりに、私たちOBが各大学資料をいただいたり、説明を聞いたりしてきた次第です。また、麹町メディカルには在宅通信コースもあり、地方で学ぶ社会人受験生・高校生のみなさんもいるので、その方々のためにも、こうした情報収集を行っています。

今年度の合同説明会開場であった昭和大学は、旧設大学の一つであり、大変人気のある大学の一つですね! 私は入試を受けた経験がないのですが、生物がほとんど全て空欄に近い穴埋めだったと記憶しております(^_^;)

このように各大学入試の特徴があるので、この時期から赤本を始めるなど対策をとるのに苦労しますよね。 しかし、あと半年の辛抱です!!来年の4月にはみなさん大学生になられて、去年の説明会は暑かったなぁ。。。なんて言ってると思います。

毎日暑い日が続きますが、体調管理にも気をつけて頑張ってください☆

ちなみにですが、私が通っている東邦大学は今年度から数学が完全にマークになるらしいですね。難化するのかは分かりませんが、来年後輩になって下さる方を絶賛募集中です(*^_^*)

良かったら東邦のオープンキャンパス(8/21)にもいらして下さい。