2010年12月31日金曜日

2010年,お世話になりました! 新年は飛躍の年に

受験生のみなさま,関係者各位,そして塾生のみなさん,
2010年はたいへんお世話になりました。

あと15分ほどで年が明けますが,
今年度は,湘南組と留守番組,帰省組に分かれて,それぞれの新年を迎えることになりました。

いま,湘南組の数人の塾生とともに,湘南国際村センターの部屋でこのブログを書いています。

夏の合宿で湘南に来てから,もう4か月ですが,あっという間でした。
昨年の年越しから,ちょうどい1年です(当り前か…),やはり,あっという間でした。
今日,湘南までの車中で,A君とMさんが,去年からの思い出を語っていましたが,
みんなよくここまで頑張ってきてくれたなと,感無量です。
短くも,中身の凝縮した1年でした。

新たな年は,本塾も,塾生はじめ受験生の皆さんにとっても,
飛躍の年になるよう,祈りを込めつつ。

どうかよいお年をお迎えください。


塾長 原田広幸

2010年12月28日火曜日

ちょうど1年後の受験を目指す方へ【早期開始プログラム】

世間は(受験の世界は)年明け早々から始まる試験準備に追われていますが,
年明け1月の下旬より,「早期開始プログラム(仮称)」を開始します。

ちょうど1年後の受験を目指す既卒生(大学生・社会人)を主な対象に,
高校2年生(次の春に3年生になる方)も参加OK。

受験勉強は,12か月まるまる使えると,かなり充実した対策ができます。
逆にいえば,4月から12月までの通常の予備校プログラムだと,開始時点での
ある程度の学力・得点力が要求されてしまうのですね。。。つまり,かなりタイトな
スケジュール・計画にならざるを得ないということ。

いまから始めて余裕を持って受験を迎えたい方,
このタイミングがベストです。
ぜひご相談にいらっしゃってください。
(元旦,2日を除き対応いたします)

塾長 原田

2010年12月26日日曜日

国公立医学部・歯学部をあきらめないでください!


この時期になると、いや少しまえの秋くらいから、

 「センター試験科目(国語・社会)の負担が大きいから、
  私立専願に切り替えたい」

という塾生・受講生からの申し出が増えてきます。

同じような悩みをお持ちの方、どうか、国公立をあきらめないでください。
あまつさえ、センター試験の受験を放棄するなどということの、無いようにお願いしたいです。

とくに文系出身者の方にとっては、国公立2次試験の科目と配点に注目していただきたい。
センター試験全体で8割を以上を得点することが条件にはなりますが、
中期・後期日程では、外国語、面接、論文、総合問題など、文系出身者に有利な科目配分を行なう大学が多く見られます。募集人数は少なくとも、私立医学部の激戦に比べれば、アドバンテージはずっと大きいはず。

確実な対策で、確実な合格を勝ち取るには、
受験生の肌感覚とは異なる客観的で冷静な計画が必要となる場合があります。
どうか、いまは苦しくとも、センター試験の国語・社会は捨てないで、頑張ってトライしてください!
直前まで伸びます!

2010年12月24日金曜日

15分間のクリスマス気分




本日、冬季直前講習に参加している塾生の皆さんが、
講習後少しの間だけクリスマス気分を味わいました。

合格を祈念して、シャンメリーとコーラで乾杯。
事務局からの差し入れのケーキと紅茶でお祝い。

そのあとは、すぐ教室に戻って、みな10時過ぎまで勉強しておりました。
このメリハリがとても重要ですね!

もうすぐ入学試験スタートです。

みなで合格祝いができるよう、頑張っていきましょう!!

東京医科大学 今年度合格者第3号!

おめでとう! Nさん!!

Twitterではご報告させていただきましたが、
今年度入試3人目の合格者のご報告。

イベントが連続してブログの更新が滞りがちですみません・・・。

あらためて、
Nさん東京医科大学 合格おめでとう!
定員の5倍を超える公募推薦で見事合格を果たしましたね。


麹町メディカル塾生のみなさん,
医学部・歯学部・獣医学部を目指している塾生以外の受験生のみなさんも,
良い結果を出せるよう,共に頑張っていきましょう!

2010年12月15日水曜日

シノザキ総合音楽院/シノザキロゴスアカデミー情報誌 平成22年12月号「人と出逢い、音と出逢う」掲載

いよいよ受験シーズンとなりました。大学入試センター試験まで1カ月、今まで頑張ってきた人も、後れをとっていた人も、みな一番勉強に集中し、そして学力が伸びる時期です。「落ちるかもしれない」というプレッシャーの中、自分のすべての力を勉強に向けて、頑張る。この苦しくも充実した時期を体験できる受験生は幸せです。たった数カ月の経験にすぎないかもしれませんが、この間に覚えたこと、考えたこと、感じたことは、その後の人生の様々な場面で、必ず役に立つ時が来ます。

私の高校時代は、吹奏楽の部活に明け暮れた3年間でした。高3の最後のコンクールが終わり、受験勉強をようやく本気ではじめたのは10月終わり頃でした。指定校推薦で上智大学への推薦入試を受けることになり、12月には受験勉強を終え、好きな本でも読もうかと考えていました。結果は予想もしなかった不合格。指定校推薦で不合格とは、担任だった佐藤先生(前真岡市教育長)も驚かれていました。相当不出来だったのだと思います。12月からは、死に物狂いの受験勉強を再開しました。結果は、国公立大学二つに合格できたものの、私立は受けた6校すべてが不合格。どうしても東京に行きたかった私は、浪人することを決めました。

とにかくも、この時期、とくに12月から2月28日の早稲田大学第一文学部の試験までは、これ以上ないくらいに勉強しました。3月1日の卒業式に間に合うように真岡に戻ってきましたが、勉強癖がついて卒業式に集中できなかったのを覚えています。この時期の勉強量と集中度は、いまでも何かの仕事や勉強をするときの「目安」になっています。「これくらいならまだまだ頑張れるな」など、自分の知的体力が実感として分かるようになりました。

たった3ヶ月で何とか必要な知識をつけようと、あせりながらも工夫し集中して取り組んだことによって、その後の勉強法のひな形が確立できました。その間に読んだ現代文や英文、論文試験のために読んだ本によって、学問の魅力も分かるようになりました。外面的には自伝に書くような出来事は一つも起きませんでしたが、内面的には劇的な変化と成長を経験できたのです。これらは、とても大きな収穫でした。

さて、多くの方々に支えられながら、私たちのアカデミーが開校して今月で9ヵ月になりました。アカデミーでの勉強は他と違わず地味なルーティンでしたが、この9ヵ月は、周囲の人々の見た目には決して分からない大きな変化が起こりました。渦中にいるときは気がつかないが、20年を過ぎたころ振り返ると、線となって繋がっているのがわかるような、そんな地味で劇的な変化です。「生きる力」とか何とか、抽象的なスローガンが叫ばれている昨今の教育界ですが、こんな地味で目立たない経験が、力になりうることをみなが思い出すべきだと思うのです。少なくとも、私たち講師一同は、そのような力の獲得をお土産にしてもらえるよう、真剣に教えています。

新年も、生徒の貴重な体験をご支援くださりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

エコール麹町メディカル塾長
原田 広幸