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2011年10月14日金曜日

【医学部合格体験談】法曹の卵から医学部生へ-全力で駆け抜けた9か月間の軌跡


合格発表の夜に喜びを爆発させる瀬戸教室長、Hさん、原田塾長
H. S. さん

【広島県出身。大阪大学文学部卒業、大学院にて法律学を学んだ後、中央大学法科大学院を経て新司法試験に合格。1年間の司法修習を終えると同時にエコール麹町メディカルに入学。数学は文系センターレベルの復習から、数学3・C、生物、化学はゼロからのスタート。「不透明な学士より、地道な一般入試での合格」を目指して2011年1月から医学部受験勉強を開始。成績を伸ばしていく中で徐々に自信をつけ、学士編入への挑戦を決定して猛烈な対策特訓開始。2011年9月、16倍の倍率を抜け、金沢医科大学医学部編入試験に合格。】

私は大学を卒業後、法科大学院に進学し、平成21年新司法試験に合格。一年間の司法修習を行う中で、法曹としての知識のみならず医者としての知識を得ることで、仕事の専門性と領域を広げたいと思うようになり医者を目指すことを決意しました。

塾との出会い
私は大学・大学院と文系だったので数学は数IIICについて未履修であり、数I・A・II・Bについても全く内容を覚えていませんでした。理科も生物の知識は忘れ去り、化学については未履修でした。こんな文系の人間が医学部を目指すことが果たして可能なのか、まずはインターネットで情報収集を始めました。

医学部編入試験を全面に押し出した大手予備校等の説明会にも参加しましたが理系知識ゼロの自分がスムーズに勉強を進めることが出来るとは思えず困っていたときにエコール麹町メディカルのホームページに偶然たどり着きました。さっそく、資料請求をして瀬戸教室長からメールを頂き、入塾を決める以前から理数系科目をゼロから勉強するための良質な参考書・問題集を紹介して頂き修習の傍ら勉強を始めました。その手厚いサポートにこの塾だったら勉強をうまく出来るかもしれないと思い、去年の夏の終わりに塾の門を叩きました。

その際、原田塾長・瀬戸教室長から医学部受験について詳しい説明を聞き、医学部受験を始めるための様々な情報を得ることが出来ました。さらに、佐藤先生から数学の勉強方法について直接お話しをうかがい、自分がまず何から始めればよいのか方向性が見えました。入塾前からこのような真剣な対応をして頂いたことで一気に「この塾を信頼して頑張れば医学部にも合格できる、頑張ろう」という気持ちになりました。

そしで、平成22年末に司法修習を終え、晴れて弁護士資格を得た後、気持ち新たにエコール麹町メディカルに入塾し医学部受験生としての生活がスタートしました。


1月から3月まで
1月から3月までは本科がまだ始まっていなかったので、数学・英語のプライベート授業を受けました。数学I・II・A・Bを佐藤先生に教えて頂き、今まで忘れていた知識を思い出し、さらに演習することでだいぶ数学アレルギーが解消されました。数学を学んでいく中で今まで解けなかった問題が解けるようになる感覚を得ることができ、3月までには基礎的な知識の総ざらいを行い、かなりの量の問題を演習すること出来たので自信になりました。

数学III・Cについては内海先生に本当の基礎から教えて頂きました。独学で学んだときはどんなに基本的な参考書を使っても全く理解できなかった私ですが、丁寧に教えて頂いたおかげで少しずつ解法を理解することが出来るようになり4月の本科がスタートするまでに基礎的事項について一通り終えることが出来ました。

英語については倉林先生に教えて頂き、医学部過去問を解いていきました。英語についても受験英語については文法・単語・長文を読む感覚も忘れ去っていたのですが教えて頂く中で、医学部の英語がどのようなものか分かり、これからどのように勉強していけば良いのか方向性も見えました。

生物と化学については三宅先生の早期スタートゼミを受講しました。三宅先生の授業は一般の参考書に書いてあることのみならず、医学部受験に特有の問題がどのようなものであるかを十分に踏まえて行われていたのでかなりレベルが高いと思いましたが知識が深まると同時に解ける問題も増え少しずつ面白いと思えるようになりました。

このように本科が始まるまでの3カ月の間、みっちり勉強することで基礎的事項を押さえることができ、そのおかげで4月からの本科の授業についていけるだけの力が付いたと思います。

入塾時の目標は、5月初旬の全統マーク模試で総合偏差値60に達することでしたが、この3ヶ月間の手厚いご指導のおかげで、この目標も無事達成され、良いスタートを切ることが出来ました。


4月からの本科

4月からいよいよ本科の授業がスタートしました。早期授業のおかげで理数系科目の授業もしっかり消化していくことが出来ました。授業で扱う問題をしっかり理解していくように努め、少しずつ自分で過去問を解くなどしていきました。プライベートレッスンも利用して多くの問題をこなしていき力が次第についていくのを実感することが出来ました。


金沢医科大学編入試験対策
前期授業が終了間近になり夏期講習が始まるころ、金沢医科大学の編入試験を受験することを決めました。編入試験は倍率も高く、一般入試と異なり過去問も公開されていないので合格基準も不透明であることから、地道に一般入試を目標に頑張ってきましたが、理科についても力が付いてきたという実感がありましたし、一年でも早く医者になれることは何より魅力的でした。

受験対策として、まずは東京での入試説明会、大学(石川県)でのオープンキャンパスに参加しました。その際には、わざわざ瀬戸教室長に付いてきて頂き、大学の教授や合格者の話を聞くことができ、勉強の方針を立てることに役立ちました。

物理に関しては未履修であったため、夏季講習が始まる8月から1か月間、佐藤先生に猛特訓して頂き、基礎を押さえました。物理を1か月という短期間で履修することが出来るのか非常に不安でしたが、基礎から徹底的に教えて頂いたおかげで確実に勉強を進めることが出来ました。ひとつひとつの問題の解法をくわしく教えて頂いたおかげで、なんとか基礎を押さえ受験に臨むことが出来ました。 

生物・化学については物理で万が一失点した場合にカバーできるためには満点近くを取らないといけないと思い必死に頑張りました。夏期講習での三宅先生の授業で計算問題等、私の苦手分野を徹底的にマスターできるよう努め、プライベートレッスンでは個別に苦手な分野を手厚く丁寧に教えて頂き、穴を埋める作業を行いました。

英語については前期の間、どうしても理数系科目に必死になりあまり勉強時間をとっていなかったのでその穴を埋めるべく必死に頑張りました。瀬戸教室長に学習すべき問題集等を教えて頂き徹底的に短期集中で頑張りました。それでも、編入試験は英語が出来る人材が大勢受験するため本当に不安でした。

面接対策については夏合宿の面接練習に参加して、原田塾長の指揮の下、本番さながらの形態で行いました。小論文についても塾長にマンツーマンで指導して頂きました。

こうして編入試験対策に必死になっているうちに夏が終わり、9月4日、運命の受験を迎えました。


合格までを振り返って

平成23年10月の今、私は、金沢医科大学で医大生として学んでいます。既に解剖学の授業など専門分野の授業も始まっています。医学部の授業はテストも多く大変そうですが、ひとつひとつ学ぶことが将来の医者になるという目標に直結しているので非常に充実しています。私がこのように短期間で合格をつかむことが出来たのはエコール麹町メディカルの手厚いご指導のおかげだと思います。本当に入塾してよかったと思います。

去年の今頃、まだ司法修習生真っただ中だった私が一年も経過していない今、医大生になっているのは正直信じられない気持ちです。受験生活を送る中、修習時代の同期が法曹として日々、成長していくのを見るのは正直、私の焦る気持ちを生んでいました。医学部を受験すること、医者を目指すことについて迷いが生じたことは一切ありませんでしたが、それでも自分だけが遅れをとっているような気持ちは拭いきれませんでした。

このように精神的にきつい時期でも塾の先生方はいつも明るく真剣に向き合って下さり、瀬戸教室長とはいろいろな話を聞いて頂くことでうまく気持ちの折り合いを付けることが出来ました。
金沢への旅立ち前夜にクラスメイトたちと
塾にはいろいろな背景を持った方が学んでいらっしゃったので、自分のモチベーションをあげるきっかけにもなりましたし、本科生のメンバーとは授業の合間に話をして爆笑してストレス発散をすることもできました。振り返れば、同じ目標に向かって勉強する人に囲まれて、必死に努力することが自然で出来る環境に身を置くことが出来た受験生活は充実していたと思います。

医大生になった今でも将来、医療界と法曹界で活躍する人材になるために他人より一層の努力が必要であると思います。良医を目指し、医者として法曹界にも貢献できる人材になるべく日々、研鑽を積んでいきたいと思います●

2011年2月22日火曜日

二月つごもり頃に

2月最終週。

先週には東京でも一晩で数センチの積雪があったり、ダウンジャケットや温かいブーツを脱ぐことができない寒さが続いています。

先日、家庭訪問をさせて頂いた塾生のご実家でお借りした御手洗いのカレンダーに、枕草子の中に出てくる句が書いてありました。


そらさむみ花にまがへてちるゆきに すこし春あるここちこそすれ



この場面は、「二月つごもり」のころ。

つごもり=晦日(月末日)なので、ちょうどいま時分にあたるでしょうか。いや、旧暦だから3月末ぐらいの話かな。しかし、平安時代の住宅・被服事情からすれば3月末でもいまより寒かろうし気候変動もあろうし…厳密にはよくわかりませんが(笑)。

空が寒くて降る雪が花(梅か桜か?)に見えなくもないという季節感は、いまの体感、いや、“心もち”にぴったり沿います。春の姿も気配もまだ見えないけれども、間違いなく近づいてきている…そう信じたい、そんな思いです。

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2011年度入試は、昨日の慶応大学医学部入試をもって、私立の後期・二期入試、そして国公立二次を残すのみとなりました。

入試期間中の最繁忙期だったこともあり、また「140文字」という短い発信が気軽なツイッターを始めたせいもあり、自分でも忘れてしまうくらい長い間、ブログの更新を滞っているうちに、気づけば、2012年度入試に向けてスタートを切る受験生・保護者の方からのご相談が増えてくる季節となりました。

みなさん一人ひとり違う歴史・背景をお持ちなので、お悩みもそれぞれに固有ですから、そこはお一人ずつお答えしていますが、中には共通するものも少なくありません。

また、もしかしたら「直接相談すると、なんだか勧誘されそう」とご相談をためらう方もいらっしゃるかもしれません(笑) (念のため言っておきますが、質問にはお答えしますし、我々のアピールポイントはお伝えしますが、勧誘しませんよ。決断するのは受験生自身でないとまったく意味がありませんので。)

そこで、これから、医学部・獣医学部受験のスタートを機切るみなさんに共通するお悩みやご相談についての私どもの考え方を、この場で少しずつお伝えしていきたいと思います。

正直にいえば、未だ今年度入試を戦っている受験生たちのことからなかなか気をそらすことができないのですが、しかし、新年度=2012年度入試に合格目 標を設定した受験生のスタート時期はまさにいまですので、苦しくとも二重の人格をもって(笑)、新年度のことも語っていかねばならないと覚悟しました。

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まず、成績上位者(偏差値60程度)の受験生が、2月末を迎えるいまここでスタートしておくことができれば、余裕をもって学習計画が立てられます。 ただし、上位者にありがちな過信・慢心が原因でその後数年にわたって受験に苦しんだという話はたくさんありますから、出来る人ほど、謙虚さを大切にしましょう。

なお、当塾では成績優秀者への特待制度を設けていますので、成績には自信があるが、学費には不安があるという方はぜひ一度ご相談ください。

(医学部専門予備校は、かなりの少人数で、膨大な授業数を提供するため、大手予備校などに比べれば、学費が高く設定されています。これは追って一度詳しく述べたいと思っていますが、今日はひとつだけ。「クラス定員は大手予備校の10分の1で、学費単価は大手予備校の2倍」ということからなにが推測できるか、お考えいただければ幸いです。)

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一方、医学部や獣医学部にむけて、これから・ゼロから受験勉強を始める受験生で、来年(2012年)に合格目標を設定している受験生にとっては、「いますぐ」具体的な学習をはじめて頂きたい、ギリギリのタイムリミットが迫っています。

「これから」「ゼロから」といっても、(1)実はとっても控えめな性格なだけで、最低限の基本は入っている偏差値50~55程度の場合と、(2)文系出身だったり高校時代にまったく勉強していなかったり社会人となって受験勉強があまりにも久しぶりだったり…文字通りゼロからのスタート(偏差値は30~40台)の場合とでは、多少、状況も変わってきます。

なお、当塾には、文系出身者、大学生(在籍・休学・中退)や社会人からの再受験生、女性受験生という、医受験のマイノリティの方々が多いことは常々お伝えしているとおりですが、似た境遇の方が集まっているので、励みになることはもちろん、目標モデルを設定したり、学習進捗状況の目安にしたりとメリットが多いと思います。

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こうした再受験生の方に混じって、当然ながら、現役の高校生や、高卒の浪人生も在籍されています。

学校以外の社会を知らない彼らですが、大人の再受験生の存在や講師陣とのやり取りから、知らず知らずのうちに「社会人としての言動・ふるまいとはどのようなものか」「大人がこれだけ懸命に目指す医学部受験とはどのようなものか」を学び、おおいに刺激を受けています。

高校生にとって、大人と席を並べることに、最初はとまどうこともあるようですが、皆、すぐに慣れてしまいます。制服をきた受験生が、かなり年上の同級生に、「ここはこうなっているんですよ…」と説明している場面に遭遇すると、なんだかとてもうれしくなってしまいます。

かつて、現役高校生が多数を占めるいくつかの予備校に在籍していたことのある再受験生の方々から、「エコール麹町メディカルの生徒さん(高校生)は、本当にお行儀がよいですね」と言われますが、そうさせてくれているのは、まさに大人の受験生の存在。ありがたいことです。

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もうひとつ、医系予備校には、俗にいう「多浪生」のおにいちゃん、おねえちゃんの「先輩」たちがその場を支配し、よからぬ空気を醸し出していることが多々あります。

当塾では、多浪生の救済も使命のひとつと考えていますので、もちろん彼らを排除することはしません。しかし、彼らが「長く医学部受験界にいる」ことを理由に“ベテラン面”をするのは間違ったロジックです。

しかしながら、とりたてて若い世代は、年齢に配慮してしまうのも事実。そして、我々も、彼らの人格にはもちろん敬意を払いたい。そんなときにバランスをとってくれるのも、大人の再受験生の存在だったりします。

大学に入ってみればわかりますが、そこには、実にさまざまな背景をもった、さまざまな年齢の学生が存在します。年下の先輩もいれば、年上の後輩もいる、それが実社会というもの。この自然な「社会」の中で、それぞれがそれぞれによい影響を与えあって成長している我が校に在籍してくださっている塾生全員を、心から誇りに思います。

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ところで、受験生の命運を決めるのは、初期段階での正しい自己認識です。

現役生や高卒後まもない受験生が予備校を選択する際には、 学費負担者である保護者の方の影響が大きいので、これを保護者の方のために言いかえると、「お子様の学力と性格の正しく認識」して頂きたく思います。

子どものことを一番わかっているのは親。これは間違いありません。
しかし、子どものことを一番わかっていないのは親。これも真理です。

保護者の方や、我々という「周囲の人間」にとって一番大切なことは、受験生本人に対して、「常に最高の状態」を目指させること。前向きに、肯定的に彼/彼女を褒め、大きく包み込み、そして必要に応じて叱咤激励しながら、眠っている資質を呼び覚まして、能力以上の能力を引き出すことです。

同時に、 受験生本人の見えないところで周囲の人間がすべきことは、「常に最悪の状態」を想定して、先手先手で環境を作っていくことです。受験中に想定される最悪の状態にどのようなものがあるかについては、また追ってお話していきたいと思います。

今年度(2011年度)、通学コースの現役高校生では、指定校推薦や公募推薦などで、早期に、貴重な医学部入学の枠に入ることができた塾生が多かったのも印象的でした。

いずれの受験生も、一般入試での合格突破を目指して真剣に学習していたのが何よりも強みとなりましたが、同時に、保護者の方々が医学部 受験に対してとても熱心で素晴らしいお人柄であったことも、その成功に大きく影響していたと思います。

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なお、当塾を利用して医学部・獣医学部を目指す場合には、本科(通学)だけではなく、単科(通学)や通信科(在宅)のご用意もあります。

通信科に在籍されていた、地方在住の現役高校生・高卒生・再受験生のみなさんは、単に距離的・時間的に通学できないという事情の方もいれば、予備校には通えない別な事情のある方もいらっしゃいました。

そうしたお悩みについて、お電話やメール、ときには来校いただいてのご相談・ご指導を経て、この厳しい医学部入試を立派に突破されていく姿は、我々にとっても大きな喜び・励みとなりました。

独学で頑張っていらっしゃる方、一般的な大学受験の指導にはアクセスできるが医学部や獣医学部受験の専門指導は受けられない方などには、ぜひ通信科をご活用いただければと思います。

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久しぶりに、思いのままに綴っていたら悪い癖が出て、とりとめもなう長い文章になってしまいました。今後は、毎回小さなテーマに分けながらら、お伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

エコール麹町メディカル
渋谷本校教室長
瀬戸雅美

2010年8月4日水曜日

7/25 私立医科大学合同入試説明会


少々更新が遅れましたが、7月末の日曜日「私立医科大学合同入試説明会」に行ってきました。

この日説明会に参加したのは、塾長、教室長、OBで日本大学松戸歯学部の古畑くん、そしてブログを書いています、私、OBの東邦大学医学部医学科の濱田です。

ご閲覧の方々、はじめましてm(__)m

先日、教室長と2人の塾生が参加した(このブログにアップされていた)「7/19 金沢医科大学オープンキャンパス」に負けないくらいの暑さでしたが、さすが全国のほぼすべての私立医学部が集まる説明会ということだけあって、とても多くの受験生並びに保護者の方々が足を運ばれていました。

私の受験生時代には、こんな便利な説明会なんてあったかな・・・?と思って先生に聞いてみると、やはり昨年から開催されるようになったそうです。

この日、エコール麹町メディカル渋谷本校の塾生たちは授業があって参加できなかったので、代わりに、私たちOBが各大学資料をいただいたり、説明を聞いたりしてきた次第です。また、麹町メディカルには在宅通信コースもあり、地方で学ぶ社会人受験生・高校生のみなさんもいるので、その方々のためにも、こうした情報収集を行っています。

今年度の合同説明会開場であった昭和大学は、旧設大学の一つであり、大変人気のある大学の一つですね! 私は入試を受けた経験がないのですが、生物がほとんど全て空欄に近い穴埋めだったと記憶しております(^_^;)

このように各大学入試の特徴があるので、この時期から赤本を始めるなど対策をとるのに苦労しますよね。 しかし、あと半年の辛抱です!!来年の4月にはみなさん大学生になられて、去年の説明会は暑かったなぁ。。。なんて言ってると思います。

毎日暑い日が続きますが、体調管理にも気をつけて頑張ってください☆

ちなみにですが、私が通っている東邦大学は今年度から数学が完全にマークになるらしいですね。難化するのかは分かりませんが、来年後輩になって下さる方を絶賛募集中です(*^_^*)

良かったら東邦のオープンキャンパス(8/21)にもいらして下さい。

2010年7月23日金曜日

7/19 金沢医科大学医学部オープンキャンパス

いよいよ夏。オープンキャンパスの季節到来です♪

エコール麹町メディカルのある東京でも、多くの大学でさまざまなイベントが催されますが、7/19(海の日)、今年度第1回目の金沢医科大学医学部オープンキャンパスが現地・石川県内灘町で開催され、エコール麹町メディカルからは、塾生2名と教室長の瀬戸が参加してきました。

現地(地方)開催にもかかわらず、日前々日に定員に達し、申込締切という盛況ぶり。北は栃木・茨城県、南は鹿児島県からの参加者もいらしたそうです。

ちなみに当日の金沢の気温は33度・・・

金沢初訪問だった塾生二人は「センセイ、日本海側って、涼しいんじゃなかったんですが・・・」とうらめしげでした。

しかしながら、大学&病院の建物最上階から臨む真っ青な内灘の海と空には感激!

金沢医科といえば有名な「グループ面接」の模擬体験、Teacher of the yearの田邉洋先生による皮膚科学の模擬講義、現役学生のみなさんとの懇親会、一人ひとりとの個別相談会など、いずれも大変勉強になる、充実した内容でした。



金沢が初めての二人のために、せっかくなので、飛行機の時間までダッシュで観光を・・・

東茶屋街にて
 21世紀美術館にて


金沢医科大は、8月中に学士編入試験の出願、9月にはAO入試、次いで公募推薦入試・・・と、一般入試以外のさまざまな入試がつづきます。

出願を検討されている方は、ぜひ参加をお薦めします。第2回目は8/12(木)、第3回目は8/22(日)です。

くわしくは金沢医科大学HPをご確認ください。

2010年6月6日日曜日

真岡高校吹奏楽部定期演奏会

本日、6月6日日曜日、塾長とともに、栃木県の真岡市民会館まで行ってきました。

エコール麹町メディカルの真岡校でもある「シノザキロゴスアカデミー」の塾生さんたちが所属する、真岡高校吹奏楽部第45回定期演奏会を鑑賞するためです。

真岡高校は、栃木県下では宇都宮高校に次ぐ男子校の進学校。創立110周年をむかえた伝統高で、高い進学実績のみならず、全国大会常連のサッカーの強豪校としても有名です。

吹奏楽部も全国大会優勝経験があるレベルで、まさに「文武両道」の高校なんですね。
 

第一部は、コンクールで演奏した正統派の曲、第二部は、おたのしみコーナーとしてAKB48のナンバーをダンスを交えて披露(男子校です・・・)、第三部は、OBのみなさんもまじえて再び本格的な演奏・・・と、メリハリがあってあっという間の2時間。顧問で指揮者でいらっしゃる先生が、今年で定年退職を迎えられるそうで、途中、ホロリとさせられる場面もありました。

会場の大ホールが満席で、立ち見&階段に座って鑑賞するという大盛況。終演後のロビーはこんな感じ↓

ホール出口正面は楽屋口とも隣接しており、女子高生やお母様たちの「出待ち」も現れるほどの人気ぶり(?)


観客は、老若男女、ほんとうにいろいろな方が集まっているという雰囲気で、地域でとてもたのしみにされているイベントなのだろうなあと感じました。

塾生の2人の演奏もダンスも(笑)バッチリきまっておりました。ここ数週間は、部活が忙しくて勉強もたいへんそうでしたが、これで一区切り、再び勉強に力を入れてくれることと思います。


「文武両道」 言うは易く行うは難し。

受験指導を生業としている我々がいうのはなんですが、勉強だけやっていれば、現役合格するのはあたりまえです。

受験勉強以外の、高校時代にしかできない活動・経験を犠牲にすることなく、敢えて厳しい道を選び進むその勇気と実行力こそが、勉強の原動力になるはず。

もちろん、リスクはあります。

要領のよさや体力などに左右される部分もおおく、個人差も大きい。(あの子にはできて、この子にはできない・・・ということは多々あります。)

しかし、高校生から、部活や課外活動をとりあげることなく、少ない時間での勉強に最大限の効率をあたえ、志望校合格に導くことこそ、われわれ民間教育機関の使命ではないかと考えています。

(Seto)

2010年6月2日水曜日

コーヒーブレイク

麹町メディカル渋谷本校では、前期2度目のスコレー週がやってきました。こうしてわかりやすい「節目」があると、3週間、1カ月というものがいかにあっという間に過ぎていくかがよくわかります。こわいこわい・・・

今回のスコレー週も、本科塾生たちは「定期チェックテスト」を受験中。

さらに、いよいよ「全国模試やりなおしテスト」がスタート。全国模試を受験した約1か月後に、模試の問題をそのまま、試験時間も同じに再挑戦してもらう機会で、その趣旨は「やりなおしテストまでに、できなかった問題、よく理解できていなかった問題を徹底的に復習する」ことを奨励するものです。

そんな、試験一色の一週間ですが、やはり「通常ゼミ」がないのは身体もラクなはず。ちょっと一息、ですね。

ほっと一息、といえば、当塾では、塾生および講師・スタッフの福利厚生(?)にと、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターはいつでも自由に飲めるようご提供しています。

スタッフには特にコーヒー党が多く、節約のために安い豆を買っては「やっぱりマズい・・・」となり、コーヒーにだけは贅沢をしてしまう麹町メディカルです。

そして本日、そんなコーヒー好きにはたまらないお土産がとどきました!



事務局のT氏が御親戚の結婚式のためシアトルに行かれた際、スターバックス一号店で買ってきてくれたコーヒー豆です。

ロゴが違うのがわかりますか?緑ではなく茶色で、人魚さんが、ちょっと艶めかしい(笑)

一号店だけはロゴが昔のまま・・・とは聞いていましたが、ホンモノをみたのは初めてです。

テスト採点をされている先生方と、これからみんなで頂きます♪

2010年5月1日土曜日

ゴールデンウィークですが

エコール麹町メディカルでは、とくに連休はありません。

ただし、来週(5/4~)は、世間の連休制度とはまったく関係なく、当塾独自のメリハリ制度としての「スコレー週間」にあたります。

スコレー(schole)とは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、古代ギリシア語で「余暇(ゆとり」をあらわすことばです。しかし、

たんなる余暇ではなく、労働を免れて精神活動や自己充実にあてることのできる積極的な意味をもった時間、また、個人が自由または主体的に使うことをゆるされた時間のことである。
というのが、Wikipediaでの説明ですが、当塾での「スコレー週間」も、あらかたその通りの意味合いをもっています。

エコール麹町メディカルの本科では、3週終えるごとに1週間「スコレー週間」を設け、この期間のゼミ(授業)は休講とし、塾生が自由かつ主体的に、自己充実に充てるための時間と定めています。

通常期の予復習もバッチリ、チェックテストも合格点!という余力のある人は、我慢していた本を読みまくる、映画を観に行く、2-3日帰省してみる・・・などなど、受験勉強以外のさまざまな活動をします。

一方で、あくまでもこの1年間は「医学部受験のためだけに生きる!」と決めた人は、必死に勉強しつづけることこそが「自己充実」といえるので、いつもどおり、朝から晩まで渋谷本校に通う人もいます。(どのみち、週の半ば(水、木、金)は3週間分の授業内容の定着を図る「チェックテスト」が行われるので、そうそう休んでもいられません。)それから、明後日5/3(日)には、今年最初の全国模試(駿台全国判定模試)にチャレンジする人もいますね。

とはいえ、スコレー週の夜ぐらいはすこし精神を鎮めて、ゆっくりと過ごし、再来週からの「論点マスター」にむけて英気を養ったほしいですね。というわけで、日が沈んだあとの教室エリアの照明は少し落とし気味に・・・


なお、毎年受験生と同じ生活をしている講師・スタッフには「長期休暇」というものが存在せず(この業界の方であれば、当塾に限らずみなさんそうでいらっしゃると思います)、盆休みも正月休みもありません。

そこで、よい仕事をするためには、よい休暇も必要!ということで、塾長以外の運営スタッフがこの5月に交代で連休をとってもらいます。(かくいう私も、3連休をいただいて、ちょっと漁に行かせていただきます・・・)

開校時間は変わらず、平日9:00-22:00、土曜10:00-22:00、日曜12:00-20:00にて運営しておりますが、実のところ、やや人出薄になっておりますので、学校見学をご希望の場合には、前もってご連絡をいただきますとお待たせせずにすみます。どうぞよろしくお願いします。

2010年4月14日水曜日

4月14日(水)HR(ホームルーム)紹介図書『脳からストレスを消す技術』(有田秀穂)


当塾本科では、週のちょうど真ん中、水曜の17:30からを「ホームルーム」の時間と設定しています。

とても小さな予備校ですので、実務的な伝達をするためにわざわざ集まる必要はないのですが、「今日までのところ、今週はどんな感じだった?また、後半はどんなふうに過ごしていこうか?」という“小さな節目”として、また、授業という厳しい雰囲気とはまた別のユルさと温かさの中で、一人ひとりの顔をみて声を聞く大切な時間です。

また、 一日12時間近く、週6日以上を、教室で勉強をしながら過ごす塾生は、とかく世の中の情報に疎くなりがちです。そこで、話題の書籍、映画などを紹介して、ざっくばらんな会話を楽しむ時間にもしていきたいと考えています。

今日のトピックは、東邦大学医学部教授の有田秀穂先生の著作『脳からストレスを消す技術~セロトニンと涙が人生を変える』(サンマ―ク出版)から。

これは、某SNSで交流している中学の同級生T君が(在宅医療・往診専門クリニックを開業している医師でもある)日記で紹介していたものでして、有田先生はセロトニン研究の第一人者で、この本は最近「エチカの鏡」というテレビ番組でも紹介されてベストセラーになっているようなのですが、わたしは、お恥ずかしながらまったく知りませんでした。

有田先生については、
1948年、東京生まれ。東京大学医学部卒業後、東海大学病院にて臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事した後、ニューヨーク州立大学に留学。「座禅(呼吸法)が心身に与える効能は、脳内セロトニン神経の働きで説明できる」という仮説を提唱し、各界から注目を集める「セロトニン研究の第一人者」・・・
 というプロフィールが、巻末に掲載されていました。東邦大学医学部には当塾のOBOGが多数在籍しているのでさっそく聞いてみると、「2年生のときに教わった」「いま生理学をならっている!」とみんなお世話になっているようでした。

ホームルームの前日にアマゾンから取り寄せて読んでみると、これが非常に科学的(医学ですから当たり前ですが・・・)で、しかも実践的でおもしろい!「ストレス」は、働くオトナの専売特許ではなく、厳しき難関に挑む医学部受験生にもおおいに関係のあるところなので、ぜひ塾生に紹介してみようと思いました。

ストレスには「身体的ストレス経路」と「精神的ストレス経路」の2つの経路があるそうで、後者について、セロトニン神経を鍛える(セロトニントレーニングをする)ことにより、精神的に安定した(うつ病などに至らない)状態をつくれるとのこと。その鍛え方はとってもシンプルで、太陽の光を浴びて、1日5分の“リズム運動”― 呼吸法(座禅、ヨガ)咀嚼、ウォーキング、ジョギングetc.をすることなのだそうです。

その具体的な方法について、書籍および有田先生の運営する団体(セロトニン道場)のサイトなども拝見し、ちょっと興味深い方法(タッピングタッチ)を発見しました。そこで、本の紹介方々、これをHRで実践してみようと思い立ちました。

しかしながら、紹介する私自身も試行錯誤の状態で、塾生たちも「先生、これで本当にあっているんですか?」と半信半疑。しかも、途中からなんだかおかしくなってしまい、みんなで笑いが止まらなくなりました。

これでは、塾生にはもちろん、(面識はありませんが)有田先生にも申し訳がないので、「今度、ちゃんど勉強してくるから!」と約束して、続きはまた来週・・・とお開きに。というわけで、このつづきも来週のホームルームのあとで・・・